2009年07月05日
東国原知事のブログ 考えてみたこと
東国原知事のブログ を読ませてもらった。
http://ameblo.jp/higashi-blog/entry-10293303961.html
以下、引用しながらいくつか考えてみよう。
>番組中、前原氏に「民主党さんは、300基礎自治体構想は取り下げたん
>ですよね?」と質問したら、
>氏は「いえ、取り下げておりません」とはっきり答えられた。
>「全国を人口30万人くらい規模の基礎自治体にし、政令都市程度の権限を
>与え・・・・・・・・」と仰った。
>僕は、「あり得ない。それなら、宮崎でいうと、県北全ての市町村が合併、
>県南・県西全ての市町村が合併ということになる・・・・・・・」と反論させて頂いた。
ふむ、確かに都市部を除いてはそういった合併パターンになり得るし、
郵政民営化の負の側面と同様の結果になりそうだ。
>同日の新聞で、複数紙が「民主党のマニフェスト、市町村の反発により、
>300基礎自治体への再編は撤回」と報道されていた。
>一体、どっちが本当なの?
中略
>いずれにしろ、仮に「300自治体構想を撤回」というのであれば、
>民主党の政策は、周りの反対や批判があれば、
>今後も、様々な政策で譲歩・撤回する可能性を孕むということである。
民主党が、政権奪取のみを目的としているならば、
政策の譲歩や撤回はたびたび起こると思うし、
次期総選挙を前に大きなビジョンは聞こえてこない。
民主党には期待をしているが、
”国家観”や”哲学”を感じさせてくれる人は少ない。
その意味で、東国原知事の指摘する
>永田町や霞ヶ関に長く籍を置いた者は与野党関わらず
>同じ匂い、体質を感じる。それは、今朝の生放送での
>前原氏と町村氏の討論を聞いていてもそう思う。
匂いのようなものは、まさに”どっちもどっち”なのだろうと感じる。
したがって、
>国会議員自ら国政を変えることは最早不可能なのかも知れない。
この部分はまさにその通りだと思う。
既存の政治制度や装置は疲労困憊してしまい、
新たな役者とその役者が演じる舞台が必要となっているのだろう。
それが、東国原知事や橋下知事たちであるかどうか、
そこのところはわからない。
新たな舞台のシナリオは相当大きなものだろうし
第一幕の主役とそれ以降の主役は当然異なるはずだからだ。
>今、国民は変革を求めている。野党が与党との交代で変革を図るのか?
>国政に全く新しい感性・人材を入れ、国政自体を変革するのか?
>国民はどちらを選択するのだろう?
国政自体の変革が必要だろう。
しかし、有権者の自覚が無意識下ならば
意識的にその選択をしうる材料を用意する必要があるだろう。
有権者が意識を変えなければ何も変わらない。
Posted by しんのすけ at 11:17│Comments(0)